みなさんこんにちは![ポールのまきば]です!
今回のテーマは「一生涯つづく神様の恵み」です。
私たちは、生きている中で、何か不自由に感じたり、問題を抱えすぎてしまって身動きが取れなくなってしまうことがあります。
多くの場合、それは、自分自身が勝手に握りしめていることが原因なのかもしれません。
あなたは自由になりたくないですか?
今回もポール鈴木牧師の証も交えて、神様の恵みについて学んでいきましょう!
『一生涯つづく神様の恵み』
皆さん、ヨウムという鳥は知っていますか?
先日、会社の社員さんの家で飼っているヨウムの話を聞きました。
夜になると「眠い、眠い」と言い、
朝になると「おはよう、みんな起きろ」と言う。
退屈になると、「お外で遊ぼう」、「お外へ行きたい」と言い、
天敵のネコが庭くると、「ネコ来た」とみんなに伝えるそうです。
ネットで調べると、ヨウムはオウム目インコ科の鳥で、知能が高く、人の言葉をよく覚え、人の言葉をまねるだけではなく、言葉の意味を理解して人間とコミュニケーションを取る能力があるということです。この鳥は平均的に知能は人間の5歳、感情は2歳、寿命は50年だそうです。
オウムやインコと似ていますが、ヨウムのスゴイところは会話ができることです。
「眠い」と言うヨウムに、飼い主が「そんなに早く寝たら明日は早く起きちゃうよ」と言ったら、ヨウムがしばらく考えて、「今日は寝る」と言ったそうです。
お腹がすいて機嫌が悪い時には「食べたい。怒ってる。噛むぞ」と飼い主を脅し、食べ物をあげないと本当に噛んで血だらけになったことが何回もあったそうです。
また、食べ物が美味しい、マズイ、これ好き、これ嫌い・・・などと言うそうです。
嫌いな食べ物を出すと、「嫌い、捨てる」と言ってテーブルから床に落とし、それを注意すると怒り大声で騒ぐのだそうです。
そのような鳥の話、信じられますか?
アメリカでは、ヨウムを買う(飼う)なら孫を連れて行け、という言葉があるそうです。
寿命が50年と長いので、孫の時代まで面倒をみる必要があり、しかも2歳か5歳の子ども(鳥)とつきあう覚悟が必要だからだそうです。
私はこの鳥の話を考えている時に、
神様の前で、私は、このヨウムの様だなぁと思いました。
人として53年、クリスチャンとして34年間成長してきました。
特にクリスチャンになってからは、苦手な勉強もし、結婚し、子どもを育て、教会を始めて人々を育て、家も教会堂も建て、会社を設立し、お金も稼ぎ、多くの人々の相談にのり、地域貢献もし、手当りしだいに夢中で走ってきました。
しかし、気がつくと問題の山に囲まれ、
解決が出来ないことが心の中、頭の中、外側にもたくさんあります。
成長したつもりが、まだまだ未熟で打開策もありません。
その上に若い時のような気力も体力もないので、これ以上成長は難しい、これ以上は無理と心の中で言っています。
自分の思うように事が運ばなければ、ヨウムのようにイライラし、時には怒り、悪い態度を取ります…。
皆さんはどうでしょうか?
私の唯一の安らぎは、静かに目をつぶり祈っている時です。
大草原の丘に立ち、
これがお前の約束の地だ!
と神様に語られているように感じます。
だから、まだまだやるべきこと(成長)はあります!
自分の未熟さと向き合い戦うことです。
私はヨウム(鳥)ではなく人で、神様が創造された最高傑作品なのです。
失敗してもいい、何かを失ってもいい、何か損をしてもいい、他人にあいつはダメなやつだと言われてもいいんです!
ただ、やるべきことは、イエス様を目指して成長し続けることです。
心の中にある闇の国々(弱さ、未熟さ、罪など)を、
神様の光の国に勝ち取っていく人生、
これが神様の祝福です。
自分の弱さと向き合い、イエス様に差し出し、解放され、勝利する、
これが一生涯つづく神様の恵みなのです。
イエス様はいつも共にいて、私たちと、生涯離れずおつき合いしてくれます。
ライフチャペル 牧師、ポール.鈴木